2014年2月2日日曜日

個人的な着ぐるみと写真についての考え方

いつもならイベント後はひとり反省会なんだが、今回はせっかくなので「個人的な着ぐるみと写真についての考え方」について書いてみる。

そもそも「なぜ着ぐるみを撮るんだ?」という疑問に対しては「着ぐるみが好きだから」としか答えようがない。
好きだから撮る。撮る以上はちゃんと撮りたい。ちゃんと撮るにはそれなりに知識も技術も経験も要る。だから色々勉強するし、必要な物は必要最低限揃える。

撮った写真を見返してただ「いっぱい撮った。よかったよかった」で終わらせるのではなく、どこが良いか?どこが悪いか?を判断して良い部分は次に活かし悪い部分は何が悪かったのか考えて直す方法を考える。
そうやって行くうちに人に見せられるような写真が撮れるようになるんじゃないかと思う。

それに、着ぐるみさんが本気でキャラを演じてるんだからこちらも本気で撮らないといけなし、そうでないと失礼だと常々思ってる。

あと、機材至上主義に関しては否定する気は無いしカネを掛けるのは本人の自由だから知ったこっちゃない。
自分はカネが無いから買えないし、スペックを追うのに疲れたし、重いのはイヤだからどうでもいい。
ただ「いいカメラを使ってる=写真が上手い」という考えはどうかと思う。
カネを出せばいい機材は買えるけど、カネを出しただけじゃ写真は上手くならない。
知識と技術と経験、そこにいいカメラが加わっていい写真が撮れる。
スポーツは道具が良くても結果が出ないと評価されない。
しかし、写真は明確な基準が無いから道具だけで評価される。

じゃあ。「上手い写真」とは何なのか?それは正直わからない。
タテ、ヨコ、ナナメがキッチリ収まったバランスの良い写真が上手い写真かというとそうでもなくただの「バランスがいい写真」という評価になる。
全体的に不安定だけどそれが良かったり、ちゃんと写ってないけどそらが良かったりする事もある。
上手く撮れたと思った写真より、失敗したと思った写真や偶然撮れた写真の方が良かったりする事はよくある。
上手い下手、良い悪いは人それぞれ判断基準が違うから何とも言えない。
ただ、誰がどう見てもダメな写真や失敗した写真は見せたくないし、見せるべきじゃないと思ってる。数さえあれば良いってものじゃない。

つい勢いで偉そうに色々書いてしまったが、あくまで自分はこう考えてるというだけの話です。

とにかく、みんな写真いっぱい撮っていい写真撮ろうよ。