2018年10月4日木曜日

YouTubeのカスタムサムネイルについて自分なりに考える

 今までそこまで気にしてなかったYouTubeのカスタムサムネイルについて色々考えないといけなくなったので自分なりの考えとかいろいろ。

 YouTubeが推奨するカスタムサムネイルのサイズは1280X720(ピクセル)のいわゆるHDサイズで容量2MB以下だそうで。
 PC版のYouTubeをブラウザで開いた時のサイズは320X180(ピクセル)で1/4の大きさに表示される。


 縮小されるとどうなるか、センスのかけらが1ミリも感じられないただ目立つ色のでっかい字を並べた(自称)YouTuberがやりがちなカスタムサムネイルを作って、そのまま縮小してみた(おねえさんはフリー素材)。

縮小前(たぶんクリックしても原寸大表示されない)

縮小後(原寸大)

 文字の白いフチドリにジャギーが出てるのがよくわかる。
 次に文字サイズを48ptに下げてみた。



 縮小すると字が白く潰れて読めないものの、フチドリを無くすと読める。

 

 ただ、これ以上文字を小さくすると読めなくなりそうなのでここまで。
 文字の大きさは同じポイント数でもフォントによって変わるし、画面解像度など視聴環境によって変わるのでこのポイント数なら大丈夫という問題ではなく、あくまで「小さい字は潰れて読めなくなる」という話。
 だから、サムネイルを作る時は縮小してどういう風に見えるか確認しながら作業しようという話なんですよ。

 ここで最初のサムネイルに話を戻す。
 

 カスタムサムネイルについて調べてると「とにかく目立つ色で文字を大きくしろ」というのが上位に出て来た。
 よくある(自称)な人が「YouTubeで再生回数を稼ごう」みたいな内容で書いたブログなんだけどね。
 確かにインパクト重視でとにかく目につきやすい派手で目立つサムネイルというのはクリックされやすのかもしれないけどこの手のサムネイルは

・タイトルで煽ってるけど大した事ない内容
・ただ喋ってるだけな上にボソボソ喋るから何を言ってるかわからない
・趣味の悪いBGMをバックにスライドショーとテキストが流れるだけ
・5ch辺りから拾って来たネタのまとめ

という時間の無駄でしかないものがほとんどで、ある程度わかって来ると避けられる。
 いやさ。スーパーのポップじゃないんだから派手だったらそれでいいみたいな考えいいかげんやめようよ。


 結局こういう派手で目立つサムネイルで再生回数を稼いで広告収入で儲けようという考えなんだろうけど、広告を入れられる基準が変わったので再生回数を増やしても意味がない。

YouTube パートナー プログラムの概要
チャンネルの過去 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間、チャンネル登録者が 1,000 人に到達すると、このプログラムに参加できるかどうかが審査されます。

 つまり長時間再生されて安定的な購読者を持つことが出来る人だけ広告を入れられるという話。
 これから先そういうサムネイルは淘汰されてちゃんとデザインを考えないといけないんじゃないかと思うし、内容を重視した作りにしないとダメなんだろうね。