2018年6月10日日曜日

「パチンコ」の「パ」はなぜ消えるのか?という疑問

 パチンコ屋のネオンは「パ」だけ消えるというネタがよくあるけど、あれって何でだろ?と思って調べたら答えが出て来た。

パチンコのネオン看板は、なぜ“パ”だけが消えるのか? その理由がついに判明 -日刊SPA!-

「答えが出たならそれでいいだろ」という話だが、せっかくなのでネオンサインの作り方を見てみる。

本格ネオンライトの製作現場レポート | DIYer(s)

 一本のガラス管をガスバーナーで炙って曲げ一筆書きの要領で文字を作り、中にガスを入れ両端に電極を付けて電気を流すと光る仕組みなんだな。


 この図でいうと「ハ」の頂点と「○」から電極(オレンジ)が出て「ハ」と「○」それぞれ繋ぐ部分を黒く塗って光らないようにしてる。

「パ」が光るとこうなる。

 ところが、最初の記事にも書いてる通り「○」はガスバーナーで炙って曲げてるからガラス管が薄くなって強度が落ちてる。
 外に設置してるから風が吹いて物が当たったりする事が多々あり、「ハ」に比べて弱い「○」が割れてしまえば中のガスが抜けて光らなくなり、結果「パ」だけ消える。

 余談だけど、ネオンの取り付けには電気工事士(一種・二種)に加えて特種電気工事者(ネオン工事)の資格が必要で、認定講習を受けた後5年以上の実務経験を積むか、ネオン工事技術者試験を受ける必要があるそうで。
 あと、いしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」という曲の「ブルーライト」はかつて横浜にあったホテル「バンドホテル」の7階にあったナイトクラブ「シェルルーム」のネオンが青だったからという説があるけど実際は違うらしい。

はまれぽ.com
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