2018年8月20日月曜日

プロの写真を見て自分の問題に改めて気付いた話。

朝日新聞デジタル 2018年8月18日
金足農の躍進、日本農業新聞が全力報道「取材せねば」
 夏の甲子園で秋田県代表の金足農林という高校が準々決勝に進んで農業専門紙の日本農業新聞が連日記事にしているというおはなし。

ではでは。日本農業新聞の記事を見てみよう。

日本農業新聞 2018年8月20日
【速報】 金足農業高校、初の決勝進出 全国高校野球第15日 

うーん…。

 という事で、同じ試合を撮ったサンケイスポーツ(SANSPO.COM)の記事。

SANSPO.COM 2018年8月20日


 二枚を比べてみると、日本農業新聞は右足が切れてる、タイミングが少し早い、頭上の余白が多のに対し、サンケイスポーツは投球後を全身キッチリ収めてるのがよくわかる。あと、日本農業新聞はオーバー気味で彩度が高すぎる。
 これ横位置の方が良くないか?という事で似たような画像。

SANSPO.COM 2018年8月20日


 全身をキッチリ収めてる上にボールが手から離れる瞬間を捉えてる。
 まま。スポーツ専門で撮ってるスポーツ紙のカメラマンと普段スポーツなんて撮らない農業専門紙のカメラマンじゃそれこそ畑違いだよねw

 ここから自分の話。
 以前から「縦位置で頭上に無駄な空白が出来やすいという」問題があって自分なりに色々考えた結果「顔に意識が行き過ぎて顔をセンター付近に配置しようとして頭上に空白が出来る」という結論に至った。
*公開禁止前の画像です

 縦横中央に線を引くとよくわかる。


 この場合体の中央付近にセンターが来てるものの、頭上に空白が出来ている。同じ理由で一部が見切れるという問題も多々ある。
 特に望遠〜超望遠レンズは画角が極めて狭いので意識が一点に集中するとこうなりやすい。
 まぁ「全身収まってるならトリミングすれば良くね?」って話なんだけどね。
 

 せっかくなので続けよう。
 改めて最初の三枚を見てみると1枚目、2枚目は投げる所で2枚目は投げた直後。
 普通「ピッチャー」というと1枚目、3枚目のように投げる所をイメージすると思う。
 しかし、2枚目の投げた直後は右足を軸に全身をしならせた反動で右足を左手が跳ね上がり非常に躍動感がある。
 ここでショーに置き換えて考えてみる。
 例えばキック。
 以前書いた【自分用】キックとシャッタースピードの関係ではキックの瞬間まとめているが、キックの前後で大きく全身をひねる上にプリキュアの場合髪がなびくために躍動感が出る。
 躍動感を重視するのであればキックの前後、インパクト重視であればキックの瞬間という悩ましい問題。

 そこまでしても出せないんだから意味ないけどね。