2016年12月21日水曜日

300円のワイコン

以前から室内などの比較的狭い会場で左右が切れてしまうという問題があった。


実際はこのようになっていて、ビデオカメラの画角はオレンジの付近だが、実際はグレーの部分ほぼいっぱい(向かって左のボード付近)まで使っている。


一般的なビデオカメラのワイド端が35mm換算で40mm前後のためこのような事が起こる。

問題の解決にはワイドコンバーションレンズ(以下ワイコン)が必要だが、安いもので1万円前後と結構お高い。
とかなんとかあって、買うのをためらってた所に「ジャンク品300円(税込324円)」というありえない値段のワイコンを見つけたので買ってみた。


300円という値段も謎だが、フランスのフィルターメーカーCokin(コッキン)ブランドのワイコンというのも謎である。
ぐぐったら海外のショッピングサイトが引っかかる程度でレビューらしきものはほぼ無く謎。この時点でわかったのはCokinがケンコートキナーの傘下という事くらい。

現物はフロントとリアにキャップが付いた状態でプチプチ袋に入れてあるだけという素っ気無い状態で送られて来た。

倍率0.5倍、ネジ径52mm(前玉67mm)、重さ136gのアルミ製でずっしりと重い。
前後で分割出来るようになっていて、後部のみでクローズアップレンズとして使用出来る。

ビデオカメラのフィルター径が43mmなので43-52のステップアップリングを別途購入(こっちの方が高い)


ビデオカメラに装着するとこんな感じ。



思ったほどではないもののデカイ。
あとワイコンがレンズ下にあるマイクに被っているので音に影響が出そう。


当然だがフィルター径52mmのレンズにも取り付けられる。


ビデオカメラのワイコン有りと無しで比較してみた。
画像はFullHD(1920X1080)から書き出し。

ワイコン無し

ワイコン有り

画面奥の滑走路が多少歪曲しているものの、極端な歪みや周辺の流れ、画質の劣化は無い。
ワイコンのネジ径52mmに対してビデオカメラが43mmなので中央部分のみ使用しているからではないかと。

とりあえず、実戦投入して様子を見ながらまた考えよう。

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