2016年12月25日日曜日

レイヤーとカメラマンと著作権

「レイヤーとカメラマンと著作権」について自分なりにまとめてみる。

・著作権とは?
 著作物を作った著作者に与えられる権利で「著作権法」という法律がある。
 著作物は「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」(著作権法第2条第1項第1号)で当然ながらこの中に写真も含まれてる。
 著作権には様々な権利があり、その中から関係ありそうなものだけ書き出すと以下のようなものがある。

・著作人格権

  1. 公表権 未発表の著作物をいつどのようにして発表するか自由に決められる権利
  2. 氏名表示権 著作物を発表する際、本名もしくは別名を使うか自由に決められる権利
  3. 同一性保持権 著作物のタイトルや内容を勝手に変えることを防ぐ権利

・著作財産権

  1. 複製権 著作物を印刷などして複製する権利
  2. 公衆送信権 著作物をインターネットなどで送信する権利
  3. 頒布権 著作物を頒布する権利
  4. 展示権 著作物を展示する権利
  5. 譲渡権 著作物を譲渡する権利
  6. 貸与権 著作物を貸与する権利

・著作権は誰にあるのか?
 著作権は著作者に与えられる権利であるため被写体であるレイヤーに対して指示を出し、ライティング・露出・構図などを決め撮影したカメラマンに著作権がある
 では、撮影された側であるレイヤーが著作者を持つ事はできないのか?
 ここがちょっと難しい。
 写真の著作権は写真を撮ったカメラマンにあるが、著作権には「共同著作権」というものがあって「2人以上の者が共同して創作した著作物であって、その各人の寄与を分離して個別的に利用できないものをいう」(2条1項12号)とある。
 例えば二人の芸術家が一つの作品を共同で作った場合など、分離して個別的に利用できないため双方に著作権が与えられる。
 これをレイヤーとカメラマンの関係に置き換えると、カメラマンが「ここに立ってください。こういうポーズをしてください」と全て指示を出した上で構図や露出をカメラマンが決めて撮影した場合著作権はカメラマン側にあるが、レイヤー側から何らかの注文や指示があった場合「共同で創作した」となってカメラマン・レイヤー双方が著作権を持つようになるのではないかと思われる。
 ただ、仮に裁判まで発展した場合「何をもって共同で創作したか?」「どこまで寄与したか?」という点を証明しなければならないため非常に難しい。

・レイヤーが著作権を持つには
 著作財産権の中に「譲渡権」という権利があり、著作権をカメラマンから譲り受けることが出来る。
 なお。レイヤーに著作権を譲渡した場合カメラマンの著作権は消滅するため、カメラマンは著作者であるレイヤーの許可を得ない限り写真を使うことが出来なくなる。

・著作権に関するトラブルを防ぐためには
 カメラマンとレイヤーの間で写真を勝手に「使われた・使った」という問題を防ぐには、あらかじめ双方で何らかの契約を結んでおく必要がある
 ここでいう「契約」は撮影前もしくは撮影後に写真の使用に関する条件を決めることで、口約束であっても双方の合意があれば契約は成立する
 例えばレイヤーが「アーカイブはいいけど、Twitterはダメ」というのであれば、そのことをカメラマンに伝えて承諾してもらう。逆にカメラマンがTwitterなどに上げていいか聞く場合は自分のアカウントを伝えた上で確認する。
 また、後日レイヤーが写真集などを作るために写真を使用する場合も「写真集を作りたいので写真を使いたい」と事前に伝えた上でカメラマンの承諾を得る必要がある。

・契約と契約書の関係
 口約束でも契約は成立すると書いたが、例えばコンビニで商品を買うのも売買契約という契約で、売り手であるコンビニの提示する金額に対して買い手である客が同意した上で代金を支払い売買契約が成立した上で購入している。
 では、契約書とは何か?契約書とは契約内容をまとめた書面で、契約書に署名押印することで契約者が契約内容に同意し契約が成立したことを証明している。

とりあえず今回はここまで。
また何かあれば加筆訂正します。
あと、法律に詳しい方で「ここがおかしい・間違ってる」などあったらコメント下さい。

2016年12月21日水曜日

300円のワイコン

以前から室内などの比較的狭い会場で左右が切れてしまうという問題があった。


実際はこのようになっていて、ビデオカメラの画角はオレンジの付近だが、実際はグレーの部分ほぼいっぱい(向かって左のボード付近)まで使っている。


一般的なビデオカメラのワイド端が35mm換算で40mm前後のためこのような事が起こる。

問題の解決にはワイドコンバーションレンズ(以下ワイコン)が必要だが、安いもので1万円前後と結構お高い。
とかなんとかあって、買うのをためらってた所に「ジャンク品300円(税込324円)」というありえない値段のワイコンを見つけたので買ってみた。


300円という値段も謎だが、フランスのフィルターメーカーCokin(コッキン)ブランドのワイコンというのも謎である。
ぐぐったら海外のショッピングサイトが引っかかる程度でレビューらしきものはほぼ無く謎。この時点でわかったのはCokinがケンコートキナーの傘下という事くらい。

現物はフロントとリアにキャップが付いた状態でプチプチ袋に入れてあるだけという素っ気無い状態で送られて来た。

倍率0.5倍、ネジ径52mm(前玉67mm)、重さ136gのアルミ製でずっしりと重い。
前後で分割出来るようになっていて、後部のみでクローズアップレンズとして使用出来る。

ビデオカメラのフィルター径が43mmなので43-52のステップアップリングを別途購入(こっちの方が高い)


ビデオカメラに装着するとこんな感じ。



思ったほどではないもののデカイ。
あとワイコンがレンズ下にあるマイクに被っているので音に影響が出そう。


当然だがフィルター径52mmのレンズにも取り付けられる。


ビデオカメラのワイコン有りと無しで比較してみた。
画像はFullHD(1920X1080)から書き出し。

ワイコン無し

ワイコン有り

画面奥の滑走路が多少歪曲しているものの、極端な歪みや周辺の流れ、画質の劣化は無い。
ワイコンのネジ径52mmに対してビデオカメラが43mmなので中央部分のみ使用しているからではないかと。

とりあえず、実戦投入して様子を見ながらまた考えよう。

2016年12月14日水曜日

【自分用】キックとシャッタースピードの関係

動体ブレとシャッタースピードの関係をキックで簡単に見比べてみる。

・1/60

・1/100

-この辺りより速いとつま先のみ動体ブレが残る-

・1/200


・1/250

-この辺より速いと動体ブレが無くなる-

・1/640

・1/1250

・まとめ
動体ブレをある程度残すらなら1/200前後。
完全に止めるのであれば1/250以上と考えれば良い。

*あくまで目安であり個人差があります。

2016年11月26日土曜日

2カメと編集

今回も2カメと編集の話。

録るのはFull HDだけどYouTubeに上げるのはHDなんだからクロップしても問題無くね?
と思ってクロップしてみた。


なんとかなりそうなので繋いでみる。


どうも繋ぎ目でカクッとなるのが気になってトランジションを入れてみる。


大げさだし変なのでKenBurnsエフェクトを入れてみる。


極端に画角が変わる場合はそのままスイッチしてもいいけど、移動量が小さい時は何か入れた方が良さげ。
あと、YouTubeに上げた動画をチェックした感じだと、ややモヤっとしてる気がするものの許容範囲かと。

【メモ】
サブモニターで全体のカメラ1を同時再生しながら編集するというのに前回気付いたが、カメラ挿入箇所をメモしておくと良いようで。


2016年11月16日水曜日

技適とかについて改めて簡単にまとめてみた

長すぎる上にごちゃごちゃしてるので改めて要点だけまとめ直してみる。

1.技適
 一定の基準を超える出力を持った通信機器は総務省の定める試験を受けないといけない。
 試験に合格した通信機器には「技術適合証明(技適)」というものが発行され本体に技適マークが入っており、技適を取ってない通信機器を使うと電波法違反で「一年以下の懲役又は100万円以下の罰金」の罪に問われる可能性があり、さらに他の無線を妨害して治安維持(警察とか消防とか自衛隊とか海上保安庁とか)・気象・鉄道などの業務に支障を来したり(違法な高出力波で)無線機器を壊したりすると重要無線通信妨害で「5年以下の懲役又は250万円以下の罰金」と更に重くなる。


技適マーク


2.微弱電波
 出力が非常に弱い代わりに技適の必要ない「微弱電波」というものがある。
 微弱電波を使う通信機器に対して総務省が市販品を購入して「無線設備試買テスト」というものを定期的に行っておりこのテストで不適合となった通信機器が公表される。

3.海外の規格
 アメリカのFCCマーク、EUのCEマークなどあるが、これらは海外の規格であり日本の技適に適合してるわけではない。


FCCマークとCEマーク

4.まとめ
 技適を取得していない通信機器は他の通信機器に影響を及ぼしたりする可能性が高い上に、罪に問われる可能性があるため使わないようにしましょう。


2016年10月23日日曜日

動画編集とゲームパッドと撮影プラン

 動画編集だのマスタリングだのめんどくさい作業に日々勤しんでる今日この頃。
 マウスだと横スクロールが出来ないとか、ズームめんどくさいとか、色々あって困ってる。
 まま。ボタンがいっぱい付いてるマウスにすればいいんだろうけどわけわからんし、そもそもトラボ派でマウス嫌いだし。



 そんなこんなで、Griffin TechnologyのPowerMate USBとかジョグダイヤルとボタンのいっぱい付いた動画編集用のコントローラーとか見つつ「うーん…」という状態だったんだけど、「ゲームのコントローラーで良くね?」という考えに至り、レトロ調 USBゲームパッド 8ボタンタイプ|株式会社バッファロー BUFFALOを買ってみた。
 とはいえMac非対応なので、あらゆるUSBの入力デバイスにキーを割り当てられる便利なユーティリティUSB Overdriveでこんな風に割り当ててみた(上についてるTURBOとCLEARは使えないっぽい)。


iMovieだとこんな感じ。
↑ クリップ先頭に戻る
↓ 次のクリップに進む
← 1フレーム戻る
→ 1フレーム進む
A 右クリック
B クリック
X ズームイン
Y ズームアウト
*ズームイン・ズームアウトはiMovieだとあんまり関係ない
L 横スクロール左
R 横スクロール右
SELECT 全体の先頭に戻る
START プレビューの再生・停止

本来であれば両手で持って使うものだけど、マウスポインタが使えないし上下のスクロールが出来ないから机に置いて左手で操作する事にした。

のだが…。数日使って色々気付いた。
  • クリック、右クリックはあんまり使わない
  • 左右スクロールがあるのに、上下スクロールが無いのは不便
で。改めて設定してこうなった。



ここから違う話。
 今回3カメテストをやってノープランじゃどうにもならんと。どこでどういう風にカメラを割り振るかというのをちゃんと考えないといけないと。
 で。まぁ。とりあえず、一度プランを作ってみようと。
 まま。プリキュアショーっていうのは大まかなフォーマットがあるから一度把握すればどうにでもなるし、戦隊とかも大体同じ流れだから応用は利くんですよ。
 そんな訳で動画見ながらタイムライン作って絵コンテっていうやつで色々組み立てたらいいじゃん。と思ったものの絶望的に絵が下手という問題にぶつかり、手持ち画像を漁って16:9にクロップして要点を簡単にまとめたものがこれ(↓)


 コンビニコピーモノクロ14ページの自家製本。
 いや。ホントはカラーにしたかったんですよ。でも、モノクロ2ページ+13ページフルカラーで670円ですよ。モノクロなら150円ですよ。
 え?プリンター?持ってない。いや。ちょっと前に壊れて捨てたんですは。
 え?自家製本?ええ。とじ太くん持ってもますからw
 いや。ファイルでもいいんですよ。300ページ超えてキングジムのでっかいファイルとかならネタになるけど、ふつーのファイルじゃ面白くないじゃないですか。 
 そんなどうでもいい話はいいとして、中身はこんな感じ。
 とりあえず、タイムラインと9ページより。

 タイムラインの時間は動画見ながら、わかりやすいように5秒刻みしたので目安程度で。ピッチ調整したり、バッサリ編集してない限りほぼこうだと思ってください。
 プランの方はある程度の流れは頭に入ってるし、あくまで自分用だから現時点でざっくりした事しか書いてない。これから先何回見られるかわかんないけど、見て撮って録ってして色々書き足すつもりですは。




2016年10月15日土曜日

3カメテスト

今回はD7000でも所々で動画を撮影して3カメのテストをしてみた。

Twitterに書いたけど、ちょっと気になった部分について改めて。


元の動画では舞台上のカメラ2→引きのカメラ1→アップのカメラ3という流れになっていて「♪Everybody Shout! 」の部分を引くのはどうか?と後から思い、引きのカメラ1をカットしてみた。



つなぎ目が不自然というかなんというか、どうも納得行かないのでワイプを入れてみた。



これでいいと思うけど、どうなんだろ?

つか。写真用の3ウェイ雲台だからパンがブレるんだよな。
スリックのSH-837 HDSH-737 HDに変えた方がいいんだろうなぁ。リーベックのTH-650HDも良さそうだけど、ビデオ三脚だから縦横の切り替えが出来ないし、来月には新モデルが出るらしいし。

じゃない。
開始から7分ちょっとカメラ3が無いとか、アップ録ったけどピン外れてるとか、ズームがガタつくとかそういうのを改善せねば。
つか。写真少々捨ててもいいから動画増やさないとだよな。少々捨てた所で枚数はある。
今回で1200枚くらいだっけ?

そもそもの話として3カメ体制なんてかしいかえんでしか出来ないし。
そのかしいかえんも来月になったら春までお休み。
今のうちに出来る事はやっておかないとなんだよな。

2016年9月29日木曜日

カメラ2台のテストをしてみた

ビデオカメラが古いので買い換えたついでにカメラ2台のテストをしてみた。


ショー中は写真撮影のためビデオの操作はまったく出来ず固定カメラで運用するしかないため、ステージ全体が映るようにしているがもう少し変化を出せないか考えビデオカメラ2台で同時に撮影し編集で繋ぐテストしてみた。

・パターン1 全体と客席



バラエティステージの場合プリキュアが客席に下りてくるが、通常の録り方では客席に下りたプリキュアが映らないのでカメラAでステージ全体、カメラBで客席を撮影した。

カメラAとカメラB

結論から言えば「映像としてあまり面白くない」
確かに客席のプリキュアが映るものの、前列〜中列付近までしか来ないためあまり意味が無い。
この方法で録るのであれば、反対側やもう少し手前にBカメラを配置するなどの工夫が必要。

・パターン2 全体とアップ

今度はカメラAでステージ全体、カメラBでステージ中央を撮影した。

カメラAとカメラB

カメラAとカメラBを編集して繋ぐとこうなる(無音)


Bカメラの失敗として画角を赤枠にした結果、一部でプリキュアがフレームアウトしたため今後はスピーカーを基準とした青枠の画角にしないといけない。


・まとめ
今回のテストにより、ビデオカメラ2台体制は非常に有効だとわかった。
ただ、課題も多く今後も継続して行くが編集めんどくさい…。






2016年9月15日木曜日

DVD作成に関する個人的おぼえがき

DVDを作ってみたので個人的なおぼえがき。

・名前
DVDディスクに付ける名前は「半角英数字と『_(アンダーバー)で32文字』
日本語にすると文字化けする。


ディスクに入れるファイルは日本語でも可。

・ファイル形式 MPEG2 720X480で、4:3のテレビで再生する時はクロップして、16:9のテレビで再生する時は引き伸ばすらしい。 変換はライティングソフトが勝手にやってくれるのでその辺はあまり気にしなくてもいい。

・ライティングソフト
 Apple純正「iDVD」というものがあったが、Macから光学ドライブが無くなったせい(たぶん)で今はバンドルされてないしDLも出来ない。
  仕方ないのでMacで使えるフリーウェアのライティングソフト2本を試したのでまとめ。

Burn
シンプルで簡単にDVDが作成出来るが、メニュー画面のカーソル(四角)がずれるという謎のバグあり。



DVDStyler
Burnより高機能でテンプレートから選んでメニュー画面を作成出来る。


ただ、細かい設定をしないといけないので少々面倒だったりする。

2016年8月30日火曜日

スレーブの話

スレーブの話を図と代表的な機種、メリット・デメリットについてかんたんにまとめてみる。

光スレーブ

 カメラに取り付けたストロボの光に反応して発光する。
 サンパックPF20XDやモーリスのヒカル小町シリーズなどがある。






○メリット
 ストロボの光に反応するという単純な仕組みなのでメーカーを問わず使える。
 比較的安価。
○デメリット
 必ずマスターとなるストロボが必要。
 ストロボの光が届かないもしくはストロボの光が遮られると使えない。
 発光量の調整をスレーブ側のストロボで行わないといけない。
 複数のカメラを同時に使用する場合、他のストロボに反応する場合がある。
 測光のため事前に発光するプリ発光に反応して発光する場合がある。

 

・赤外線スレーブ
 カメラに取り付けた赤外線コマンダー(メーカによって名称は異なる)や内蔵ストロボ(ニコンの場合)から出る赤外線で通信してストロボが発光する。




○メリット
 到達距離が長い(約20m)。
 TTL調光や本体側でストロボの調光補正が可能で複数のストロボにも対応する。
 マスターとなるストロボが不要。
○デメリット
 同一規格の赤外線スレーブに対応したカメラとストロボでしか使えない。
 赤外線を障害物などで遮断されると発光出来ない。
 比較的高価。



・ラジオスレーブ 
 カメラに取り付けたラジオスレーブから出る電波を受信機が受信して接続したストロボが発光する




ニッシンデジタル コマンダーAir1

○メリット
 到達距離が長い(30m〜100m前後)
 TTL調光や本体側での調光補正、複数のストロボにも対応する。
 マスターとなるストロボが不要。
 障害物によって遮断されにくい。
○デメリット
 同一規格のラジオスレーブと受信機でなければ使えない。
 他の通信機器による干渉、混信などにより誤作動や発光できない場合がある。


 
今日はこんなもんで。
また加筆・訂正があれば後日改めて。

2016年7月30日土曜日

ショー動画を削除する理由

 この間Twitterに書いたYouTubeに上げているショー動画を削除するという話についてもうちょっと詳しく書いておきます。



 現時点での予定(2016年7月末)として、図のようにYouTubeに上げている2015年までのショー動画をすべて削除し、その後は1月と7月の2回に分けて半年分ずつ削除していきます。

 なぜ削除するのかについてですが、以前から一部の動画で「著作権保護されたコンテンツが含まれています。」、「一部の国でブロック(再生出来ない)」などとなっていたのですが、今回ある動画が「すべての国でブロック」という状態になってしまい、場合によっては他の動画が著作権侵害を理由に削除される可能性も考えられ、もしそうなると自分のYouTubeアカウントに一部制限が加えられたり場合によっては凍結される可能性もある為古い動画から削除する事にしました。

 これらの動画すべてがショー内で使われている曲や音声に対して著作権侵害の申し立てがあり、このような処置が取られているようです。
 これらの処置に対して異議申し立てが出来るようですが、しても勝ち目が無いしそこまでして残す必要も無いので削除します。

 この件について他の方がどうなのか知りませんし、ショー動画の大量アップによってアカウントが凍結されるかどうかはわかりませんが、リスクを最小限に抑える為とお考え下さい。

2016年7月24日日曜日

ZOOM H1 その3ヘアリーウインドスクリーン

H1用のヘアリーウインドスクリーン(以下:毛)を買ったのでテストしてみた。


 H1のアクセサリーパッケージにスポンジのウインドスクリーンが付いているものの、風が強い時は風切り音が抑えられないため風防の効果がさらに高い毛が必要になる。
 ただ、この毛はZOOMの全レコーダー共通でH1の内蔵マイクに直接取り付けると隙間ができるためウインドスクリーンと併用する必要がある。

ふさふさ


・実験してみた
 今回は図のようにH1からそれぞれ30cm離れた場所にスピーカーとファンを置いて録音した。


ファンは無印良品のUSBデスクファン(低騒音ファン)で風量2(1m3/min)。



 録音の条件は「wav  96kHz/24bit、LO CUT  ON、AUTO LEVEL  ON」となっており、編集時に音量を上げています。
 なお、テストに使った曲はGarageBandの内蔵音源を組み合わせただけの曲です。





結果として内蔵マイクのみでは風切り音で何も聞こない。
ウインドスクリーンのみでは風切り音が低減されるものの完全に消えていない。
毛を使用した場合風切り音はほぼ無くなりファンのモーター音まで拾っている。