2014年10月24日金曜日

赤い狐のざっくり写真講座 特別編 「ごはんを撮ろう」

赤い狐のざっくり写真講座 今回は特別編として「着ぐるみ写真部」ではなくこっちでごはんの撮り方について説明して行きます。

 Twitter、ブログ、その他もろもろでごはんの写真を上げるのは特にネタの無い人がよく使う手ですが、どーにもこーにも上手く撮れないので「いいね!」が入らない、お気に入りに登録されない等々よくあります。
 ここでは、スイーツやカフェごはんと呼ばれる女子的なものではなくカレー、ラーメン、ハンバーグという極めて男子なごはんが登場しますw

○とりあえず撮りました。
 写真は斜め上から携帯で撮った包み焼きハンバーグですが「とりあえず撮りました」という感じになっています。
 

 さて、この写真の悪い点をまとめてみましょう。

1.斜め上から撮っているため立体感が無い
 この場合、ボリューム感のあるハンバーグ、付け合わせのブロッコリー、ニンジン、えのき茸による立体感を強調させないといけません。
2.縦位置で撮っているため全体的に広がりに乏しい
 縦位置で撮ったためにソースとアルミホイルという無駄な部分が写り込んでいます。

 この2点を踏まえて、横位置で撮る位置を下げ思いっきり寄ると下のラーメンのようになります。


 ただ、寄り過ぎると何だかよくわからない…w



○真上から撮ってみた。
 続いて真上から撮ったカレーです。
 写真を見た人も「あぁ…。カレーだ…」以上何のリアクションも出来ません。
 

 サラダやドリンク、スープなどメニュー全体を見せようとして真上から撮ろうとする場合がありますが、自分自身で明かりを遮り影が出来る上に、さきほどのハンバーグ以上に立体感が無くなります。
 この時フラッシュを使う場合もありますが、フラッシュを使うと影が強調されたり、スープに光が反射したりするためあまり使わず室内の照明だけで撮った方がいいでしょう。

ラーメンと肉やきめしのセット 650円

 先ほどと同様に少し撮る位置を下げて寄ってみましたが、メニューだなこりゃ…。
 こっちの焼きカレーは上手くいったけど、やっぱりメニューっぽい…。


 この場合、下の焼きカレーのように奥のサラダを写りやすい位置に移動させる、余計なものが写らないようにするなどしてメニュー全体がバランス良く写真に収まるようにしましょう。

 
 メニュー全体を見せるなら、もうちょっと引いてサラダがちゃんと見えるようにした方がいいですが…。

○まとめ
 料理を撮る時はカメラの位置を下げ、しっかり寄る。
 真上から撮ると自分自身が影になる。
 フラッシュはなるべく使わない。
 余計なものが写り込まないようにする。
 メニュー全体を撮るなら全体のバランスが良くなる位置に動かす。

ここまで書いてなんだが、写真撮ってるヒマがあったらさっさと食えw

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