2015年8月31日月曜日

ストロボとガイドナンバーと距離に関する自分用おぼえがき

「ざっくり写真講座」とか「さっくり写真講座」のネタ向けじゃないストロボに関する自分用のおぼえがき。

○ガイドナンバー
ガイドナンバー(G.N)はストロボの明るさ(強さ)を表す数値で、数値が大きいほど明るく(強く)なりストロボの光が遠くまで届くようになる。
一般的に内蔵ストロボでG.N12前後、外付けストロボ(クリップオン)でG.N30〜40前後。

撮影時(図)に必要なG.Nは下の式で求められる。

G.N = 距離(m) X 絞り値(F)


仮に距離3m、絞り値F4とした場合[3 (m) X (F) 4 = (G.N) 12]でG.N12となる。
ただしISO感度を上げることで最大G.Nが大きくなり、光が遠くまで届くようになる。
G.N計算時ISO感度に応じて図の係数を距離に掛ける。


ISO100からISO400に上げた場合G.N24となりF4では距離6m、3mの場合2段絞ったF8となる。

○合成ガイドナンバー
複数のストロボを同時に使う場合G.Nの合計は以下の計算式で求められ、その値を合成G.Nという。


仮にG.N30のストロボ2台とG.N20のストロボの計3台を使用した場合[√(30^2+30^2+12^2)=44.09=44]でG.N44となる。

○人物と距離の関係
Exif情報を基にAPS-C 35mm(換算52mm)を使用した場合の人物撮影における距離の目安は以下のようになる。

全身 約3.8〜4m

半身 約1.8〜2m

バストアップ 約1.5m


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