2015年3月22日日曜日

ある程度わかってる人向けの話(たぶん居ない)

 最初は記事の下に書いてたのだが、書くうちに楽しくなったのと現像〜公開までの間にかなり時間があったので書き足し書き足しの結果この長さになったんです。はい。

 Yashikcaflex AIIがいつ頃の物か調べたら1954年(昭和29年)発売。ライカM3、ニコンS2と同じ年ですよ。
 そもそもはずいぶん前に中古を買ったもののあんまり使ってなくて、一昨年久しぶりにフィルム通したら裏蓋から光線漏れしてたんで修理した後そのまま忘れて一年ちょっと。
 ついでにスローシャッターガバナーの粘りとやらで1/10が10秒くらいになってたもののいつの間にか治ってた謎。1/10なんて使わないけど。

 前週のオールスターズが終わって気持ち的にもひと段落といった感じだったし、前から機会があったらプリキュアショーに二眼レフを投入しようと思ってて、修理後のテストも兼ねて投入してみたものの、露出計無し、当然MF、おまけにセルフコッキング無しで12枚撮り。限られた時間の中で普段撮りにプラスしてだから枚数なんて撮れる訳が無い。
 合間にスタデラで露出測ってだいたいの値で撮ったけどネガはラチチュードに余裕があるしなんとかなるもんだな。
 そういえば、これって光線漏れじゃなくて極端なフレアなのかもしれん。
 この時代だったらレンズにコートしてあっても単層だろうし、そこまで逆光特性を重視してないだろうな。
 つか。セルフコッキングは重要だとフォーチュンだけ多重露光やらかして痛感した。


 「あれ?今巻き上げたっけ?巻き上げてない気がする」って思ってたらこれだよ…。

 いや。写真屋に取り行って、確認する時最初か最後の写真だけ見せるはずだから普通の写真を前後に挟んでたのよ。
そしたら「古いカメラで撮ったんですかね」で全部見せ始めて、プリンセスが出た時写真屋のおっちゃんが言葉失ってたし…。
 ああ。必死で「光線漏れありますよね。修理したんですけどねぇ」ってごまかしたさ。あっちも「そうですね。光線漏れがありますね…」って返したけど微妙に気まずかったよ…。
 しかし、同プリで1,500円か…。しかもラボ送りだし、ラボの引越しがどーのこーので10日も掛かるは、プリントにはガッツリとホコリが付いてて修復するハメになるし…。

 写りがトイカメラっぽい?失礼な。モノクロ時代のカメラなんだから仕方ないでしょ。
まま。写真をスキャンしたのもあるけどね。
 その頃のカラーネガフィルムは国産だと前年に発売されたオリエンタル写真工業の「オリカラー」だけだったらしいし、コダックとアグファがカラーネガを出してたらしいものの当時カラーロールフィルムは輸入規制の対象だったらしくて入手はほぼ不可能。
 あと、当時撮影された「木村伊兵衛のパリ」って写真集で使われてるカラーネガフィルムは富士フイルムの試作品でISO(ASA)10だったとかなんとかいう話だし、カラーネガが普及したのは昭和40年代以降の話。

こんなもんだろw

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